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Lpp=60πとすれば肋骨心距は460+2.28L≒600mmとなる。
(b)幅(B)深さ(D)計画満載吃水(d)重量
倉内3列とすれば倉口の開口の巾は7.m805となり船体強度、作業と交通に必要な通路の幅、荷役用トラック・クレーン積卸し関係等を考慮して8=10.mとする。C1=0.706網製倉口蓋の深さ350mmとし、倉口蓋とコンテナの間隙を約95mmとり、D=4.m00とした。上甲板はノー・キャンバーとし、倉口蓋の上面は甲板面と同一平面となるように考えた。
二重底内底板は海水バラストの必要量を確保し、かつ上甲板下の積量を心とするため十分に高くした。甲板問高さは倉口線材の高さを考慮して2。m00とした。
第2−2図参照のこと。 C2=0.37
次に計画満載吃加(d)を想定するために、先づ軽荷状態の排水量(ΔL)と、載貨重量(DW)を想定しなければならない。本計画船は主要寸法からみると当時の測度法によれば約900総トン型の遮浪甲板船で二重底を有し、上甲板および遮浪甲板に鋼製倉口蓋を備えた貨物船で、コンテナ積載のため寸法比も特殊なものとなっている。そこでΔL及びDW推定のため第2−4表を作成した。

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ΔL/CN≒0.20となる、この値は第2−4表その他から類推して妥当な値であると判断した。

 

 

 

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